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禅 語 : 日々是好日 ( にちにち これ こうじつ )

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中国禅宗は五家七宗(ごけしちしゅう)に分派したが、その中の雲門宗の開祖雲門文偃

(うんもんぶんえん)が修行僧達に、過去のことについては何も問わない、今日以後の

ことについて何が大切なのか言い表してみろといったが、誰も答えられなかった。

そこで雲門が示したのが、日々これ好日(毎日毎日がかけがえのない大切な日だ)と

いう一句である。

仏教では過去・現在・未来を三世というが、われわれが認識できるのは常に今という

瞬間でしかない。

過去はすでに過ぎ去って戻らないし、未来はやって来れば現在に変わってしまう。

結局、今という瞬間を生きるしかないのだから、過去にくよくよしたり必要以上に未来

期待せず、今日この日を精一杯に生きるしかない。

仏道修行に好い日も悪い日もないと、雲門は説いているのである。

永平寺を開いた道元も、「 正法眼蔵 (しょうぼうげんぞう) 」において「 而今

(にこん)という表現を用い、自分自身が修行している場面でこそ、悟りが現成

(げんじょう)していると述べている。

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2011年10月

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