ブログトップビジネスマナー > 茶禅一味 2/4

茶禅一味 2/4

提灯1001.jpg

何としても床の間に掛ける軸、即ち掛物に苦心する。

亭主の一会に対する心構えを現わす第一義のものであるから、多くは禅語を取り上げる。

客も心して席入りと同時に、まず掛物またはそれに類するものの掛っている前に進む。

( 部屋が洋風であったとしても )座礼の場合をいうならば、まず手をついて床の掛物に

一礼し、その後に拝見するのが、客の作法の始まりである。

難しい墨蹟や古筆などであれば、最近の日本人の国語力では読めないし、意味も取れ

ないものが多くある。

これには心配しなくとも、判っても判らなくても一応拝見を篤(とく)としておく。

そして、席が定まって亭主との会話の中で、掛物を中心に道具の取合わせの質問が

あるから、遠慮せずに尋ねて納得することが大切である。

知ったかぶりや生半可な心得は方々(かたがた)しないようにする。

こうして、高僧・文人・家元歴代宗匠方の書かれた一行物(いちぎょうもの)(縦のもの)

、横物(よこもの)(横紙など)の意味を知り、亭主の心をくみ取るためにも、日々客として

の稽古も疎かにしてはならない。

コメントする

2011年10月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31