禅 語 : 和敬静寂 ( わけい せいじゃく )

侘茶 ( わびちゃ )の精神を示したもの。
「 四規 」などとも呼ばれ、「 利休七則 」とともに茶の湯の心構えの基本される。
大徳寺系の禅の影響を受けつつ形成されたものとされる。
「 和 」とは、茶室で皆が一つとなって和(なご)むこと。
「 敬 」は、上下の隔てなく互いを敬(うやま)い合うこと。
「 清 」は、和と敬のところから、外面だけでなく内面的にも清らかさが生まれること。
「 寂 」は、その清らかさが、茶室という限られた空間を超えて形成されることで、
仏教の悟りにも喩えられる概念である。
侘茶の祖とされる村田珠光 ( じゅこう ) ( 1423~1502 )の創唱とも、大成者の
千利休 ( せんのりきゅう ) ( 1522~91 )の語とも伝えられるが、後世の仮託
とされる。
近年では、大徳寺二七三世の大心義統 ( だいしん ぎとう )の作である可能性が
指摘されている。
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