禅 語 : 行住坐臥 ( ぎょうじゅうざが )

広辞苑には、
「 行くことと、止まることと、坐ることと、臥すこと。
戒律にかなった日常の起居動作を言う。
転じて、日常、ふだん。 」
とあります。
大法輪 2010年1月号 特集:禅語百選 には次のように有ります。
「 「 行く、住(とど)まる、坐る、 臥す 」と読む。
この語句は禅語というより仏教用語である。
厳密に使い分けているのではないが、この語句には二つの意味が含まれている。
一つは、仏教徒は歩いている時も、立ち止っている時も、坐っている時も、そして
横になっている時も、仏法にしたがって己の心身を律していなければならないという
意味で、行住坐臥を使っている場合である。
これを仏典では四威儀(しいいぎ)(四つの振る舞い)という。
もう一つは、終始、つねづねという意味でも使っている。
つまり、四つの振る舞いは人の行動のすべてであり、したがって「 どんな動きの
場合も 」という意味で使われた。
仏典では、釈尊は行住坐臥に禅を行なわれたという言い方をする。
坐禅といえば、坐っている時だけと考えられるが、古くから行住坐臥に禅を行なうと
教えているのは、単に四つの振る舞いに限らず、つねづね、どんな動きの時もと
いう意味が強調されている。 」
とあります。
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