禅 語 : 一期一会 ( いちごいちえ )

広辞苑には、一期一会の意味を次のように書いてある。
「 生涯にただ一度まみえること。 一生に一度限りであること。 」
また大法輪 平成21年1号 禅語百選 には次のようにある。
「 ” 一期の一会 ”と読む。
一期一会の縁などと日常会話でよく使われ、この語句を知らない人はいないほど
有名であるが、これが仏教用語と知る人は少ない。
一期とは仏典によると命尽きるまで、つまり終身という意味である。
一生涯のことである。
一会とは中国の古い文献では一度の出会い、巡り合いという意味だが、これを引いて
仏典では説法や法要が行なわれる時の集い(つどい)という意味で使った。
つまり、宗教的な集まりを一会という。
とくに説法を聞く機会は日頃多忙な人にはなかなかない。
仏典に ” 仏法に逢(あ)うことは稀である ”とあるが、その仏法を聞くような集まりに
参加することは、おおげさにいえば一生に一度しかないほどの貴重な時間を過ごす
ことである。
感謝の言葉のありがとうは 「 有りがたし 」、つまり稀なことという意味で、説法を
聞く集まりにいること、これこそ有りがたしで、これを一期一会という。
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