ラクダ受難の時代

砂漠など過酷な環境でも1週間はエサを食べずにいられるラクダ。
古くから中東やアフリカの隊商などで活躍してきたが、エジプトでは近年、食用として
の需要が増えている。
経済成長に伴う物価高などが背景にあるようだ。
エジプトの首都カイロから北へ40キロメートル弱のビルカーッシュ。
週に3日、千数百頭から三千頭が集まる同国最大のラクダ市が立ち、「 6歳、6500ポンド
(約10万4千円)!」などの声とともに仲買人が競りに応じる。
このラクダ、荷役や観光用と思いきや、4頭を買ったマフムードさん(55)に聞くと「 うちの
店などで売る食用だ 」と話す。
ラクダ市にはオノのような解体用の様々な刃物を売る行商もいる。
市の管理担当のハラフさんによると、「 ほとんどが食用。 取り扱い頭数はこの3年ほどで
3割は増えている 」という。
カイロ市内の食肉店。
肉の値段を聞くとエジプト人に人気の高い羊肉は1キログラムが50ポンド(約800円)、
牛肉は45~50ポンド。 これに対してラクダ肉は34ポンド(約540円)で鶏胸肉並み。
ラクダ肉は1歳程度のものは牛肉とほぼ同価格で売られるなどやわらかくて味がよい
うえ、ラクダ乳は牛乳よりビタミンやカルシウムが豊富とされ、カイロでは牛乳の倍以上
の値がつく。
出典 : 日本経済新聞 2009年12月6日号。
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私もピラミッドの近くでラクダに乗ったこともあるし、インドでもラクダが荷車を引いている
のを見たことがある。
テレビのシルクロードの番組にはたびたびラクダが登場、耐久力のある運搬用の家畜
として、また貴重な乳を産する家畜として、重宝しているように見受けた。
森繁久弥の月の沙漠にも出てくる。
ラクダが馬のように食肉用になるとは知らなかった。
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