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イヌはネコの一種?

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脊索動物門 哺乳類 ネコ目 イヌ科 イヌ属 というのが分類学上での正式な所番地

である。 ネコ目イヌ科とは知らなかった。 イヌはネコの一種だったのだ。

それはともかく、犬は人間の最古にして最良の友人である。

イスラエルで発掘された一万二千年前の人の遺体は子犬を抱きしめていた。

日本でも縄文時代から人と暮らしていた。

いまは五世帯に一世帯が犬を飼う。 我が国の犬の総数は八百万頭に及ぶとか。

犬猫なくしては現代人は慰めもやすらぎも満たされぬ。

日本書紀巻六に犬の話がある。 丹波国の住人の飼い犬が山のムジナを食い殺した。

ムジナの腹の中から勾玉(まがたま)が出てきたので献上したと。 この犬は名を「足往」

(あゆき)とある。 当時すでに飼い犬に名前をつけていたことが注意を引く。 日本最古

の犬名だが、アユキならいまでもどこかにそういう名前の犬がいてもおかしくない。

人名はどんどん変わるが犬の名は存外変わらないのかも。

しかし、犬畜生、犬侍、犬死など犬のつく語には悪い意味のものが多い。

犬が悪の代名詞になっている。 でも、これもまた親しさのあらわれに違いない。

人間とほとんど同じ類に思っていたが、よくよく見れば別だった、という苦い覚醒がこもって

いるのである。

出典 : 日本経済新聞 2009年6月14日号 うたの動物記

      「 犬 」 胸を打つ切々たる挽歌  歌人・小池 光 氏 執筆。 

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犬侍、犬死 など犬にとっては迷惑な話。

子供のころシルバー・シェパードと一緒に寝て、ごはんの時は箸で食べ物をあげていた私

にとっては犬は、家族、兄弟のような存在。

それに、人間は嘘をついたり、裏切るが、犬は決して裏切りません。

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