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短歌 : ひさかたの 光のどけき春の日に ・・・

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 「 ひさかたの 光のどけき 春の日に しづこころなく 花の散るらむ 」

歌人 : 紀 友則、 古今集

歌意 : 日の光はのどかにさしている春の日であるのに、どうして落ち着いた心もなく

      桜の花が散るのであろう。

解説 : 知的技巧がないので、作者の詩情がそのまま伝わってくる。

     のどかな春光の中にはらはらと音もなく散る桜花、大宮人の哀愁がそこはか

     となく漂う。

語法 : ここの「 らむ 」は、上に「 など 」というような疑問語がなくて、現在の事実

      の起こる原因、理由について推量を表す。

枕詞 : ひさかたの ⇒ 光

出典 : 旺文社、百人一首。

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2011年10月

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