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コミュニケーション : (51).人の心理(仮説、検証)

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週刊ダイヤモンド 2008/11/08 の特集「使える心理学」に 鈴木敏文氏

(セブン&アイ・ホールディングス 会長/CEO) のインタビュー記事が掲載されていた。

教えられる部分が多く、感動した部分は下記のとおりです。

(1). 安ければ売れるか?

    ユニクロさんが伸びているのは安いということもあるけど、もう一つは新しさ。

    新しい素材や、新しい提案をしているのが当たっている。 ユニクロさんは安いから

    売れているという認識だと、消費者の心を見誤ってしまう。

(2). モノマネはするな

    人間はどうしても、いいものがあるとマネをしたくなる。 その方が楽だから。

    でも、モノマネは本物以上にはなれなず、本物にはどこまでいっても勝てない。

(3). 過去をなぞるな

    過去をなぞるような仕事はダメだと常に言っている。

    今の変化とらえ、お客様が何を感じているかを探り、追い続けることが大事。

    心理状態を読んで、商品開発なり、売り方なりをつくりだしていかないと指示されない。

    過去に成功したのは、過去という環境の中で成功しただけだ。

(4). 仮説と検証

    今日は、昨日に比べ気温がた高くなる。 体感温度はそれ以上のはずだ。 

    だから氷菓をどれだけ売り込んでみようというのが仮設。 それを確かめるのが検証。

    情報を意思と行動に結び付けられなければ、売り上げや利益を変えられない。

    仮説と検証を繰り返すことで、次の仮説を立てる感覚が養われ、精度が高まっていく。

(5). お客様の心理

    7月にイトーヨーカドーで、ガソリン割引券をプレゼントするキャンペーンをやった。

    期間中にヨーカ堂で5000円の買い物をすると、ガソリン1リットルにつき、10円の

    割引券を渡すというもの。

    すると、期間中の既存店全店の売り上げが前年同期比で二割増えた。 これも今の

    人間の心理に対して、仮説を立ててアプローチした結果。

    よく考えたら、5000円買い物をして、1リットルあたり10円下がるだけ。 だったら

    10円を現金で返せばいいというのは、これは人間の心理を読めていない。

    お客様は自分で買うものに対価としておカネを払った。 これにプレミアムがつく。

    そうすると、得をしたと感じるのが人間の心理。

(6). 情報に対する感度、感覚

    商売でもなんでも、情報に対する感度を磨き、世の中がどのように動いているか、

    人間がどう感じているかということを、常に読みながら、事に当たることが重要だ。

    感度とか感覚は自分で磨いていくもの。 答えがすぐに出る方程式があるわけ

    ではない。

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