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なぜ2月は28日までか?

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(1). 地球の公転

    地球は太陽の周りを、365.2422日で1回転する。

    これが公転で、1年の長さ。

    0.2422日は、時間にすると、約5時間48分。

    このはみだした時間を調整するため、4年に1度2月を1日増やす。

(2). 1年の始まりの月

    古代ローマでは、3月が1年の始まりで、2月が最後の月だった。

    紀元前3世紀ごろの「ヌマ歴」という暦では、1年が355日で、1ヶ月の日数は

    29日か31日で、最後の月の2月だけ28日に調整した。

(3). 1年の始まり月の変更とユリウス・カエサル

    その後1年の始まりは、1月に変更された。

    ユリウス・カエサル皇帝が現在のように1年=365日の暦に変更した時に、2月は

    29日になった。

(4). 皇帝アウグストゥスが暦を変更

    皇帝アウグストゥスは8月を自分の名前にし、日数もそれまでの30日から1日増やし

    31日にした。 このため2月を1日減らした。

    皇帝アウグストゥスは自分の名前の月の日数が、他の月の日数より短いのが気に

    入らなかったためらしい。

(5). 日本における暦の変更

    日本では、1873年(明治6年)から現在の暦に変えた。

    1872年(明治5年)までは、旧暦を使用していた。

    旧暦では、月の満ち欠けと公転を組み合わせて日数を調整した。

    月の満ち欠けの周期は、およそ29.53日。 これが1ヶ月の目安だった。

    月の満ち欠けだけでは季節がわからないので、昔は1年を24に割った「二十四節気」

    を季節の目安にした。

* 日本経済新聞 2009年2月14日 NIKKEI PLUS1 親子教室 より。

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