コミュニケーション : (47).叱(しか)り上手

会社においては、褒めることが必要だが、時に叱ることも必要になる。
どちらかばかりでは人は動かない。
上手な叱り方を次に記します。
①. 具体的に叱る
「 印象が良くない 」とか「 もっと売れ 」などと抽象的に叱ると、何を叱られている
のかわからない。 わからないことを叱られることほど理不尽なことはない。
「 A社がX製品を購入したのに、なぜB社にXを売り込まないのか? 」とか
「 接客中は足を組んではならない 」など具体的に叱るべきだ。
②. 勧誘形で叱る
「 ~するな 」というように禁止、命令形で叱らない。 人は本来他人に命令される
のに反発する。 「 ~しようよ 」というような勧誘形でしかると衝撃が小さい。
③. サンドイッチで叱る
衝撃を和らげるため、 褒める ⇒ 叱る ⇒ 褒める の順が効果的。
叱るばかりでも、褒めるばかりでも問題が起きる。
叱るばかりでは、人は反発して言うことをきかなくなるし、褒めるばかりでは、増長
してテングになり、言うことを聞かなくなる。
④. 日頃から人間的接触を
部下が何を考え、何を希望しているのか、どんな仕事をしたいのか、など部下の
人生設計や目標を支援することが肝要。 自分のことを考えてくれている人から
なら叱られても、素直に反省する。 また、「 君は営業をやりたいのだから、ビジ
ネスがちゃんとできるようにしておいた方がいいよ 」と叱っても、それはアドバイス
に受けとめられる。
⑤. ついでに叱らない
一つこと叱っていて、ついでにあれもこれもと叱らない。
ダメ出しばかりだと、叱られている方は、自分を否定されていると受け取り、
反発して、逆効果になる。
⑥. 感情的に叱らない
叱る方が感情的になると、叱られる方も感情的になる。
叱りは聞き届けられない。
⑦. 自分のことを棚に上げて叱らない
上司が叱る内容と同じことを行なっているのに、それを棚に上げて叱っても、
部下は聞く耳をもたない。
⑧. 人の前で叱らない
人の前で叱られるとプライドを傷つけられたと感じ、反発したり恨むことになる。
⑨. 同僚と比較しない
同僚と比較して叱られると、プライドを傷つけられたと感じることになる。
⑩. 常に勉強
コーチング、ビジネス心理学、行動科学などを勉強し、人の育て方、対応の仕方
について知識を習得しておくことが必要。
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