お正月のしめ飾り

正月には年神(としがみ)様をむかえるために玄関に「しめ飾り」を置きます。
年神様はしめ飾りなどの正月飾りを目印にやってきて、そこに宿ります。
これを年神様の「 依代(よりしろ)(=神様がお正月の間に宿る場所) 」 と言います。
年末には念入りに準備して年神様を迎え、つつがなく新たな一年がすごせるように祈願します。
上の絵は正月飾りの一つ「 しめ飾り 」で、各部分はそれぞれの理由で目出度いものとされ、
新しい年の安全、幸運、繁栄に対する願いが込められています。
①. 水 引 ( みずひき )
吉事には、紅白または金銀を用いて、再びありますようにとの願いを込めて、輪結び
またはあわび結びにします。
②. 扇 ( おうぎ )
別名「 末広 」、「 すえひろ 」。
開くと先端(末)が広がるので、末広がりの繁栄を意味します。
③. 海 老 ( えび )
「 腰が曲がるほどの 」不老長寿の象徴。
音読みで「 カイロウ 」が、「 偕老同穴 ( かいろう どうけつ ) 」の契りに通じ、夫婦
が偕( とも )に年をとり、愛情が永遠に続くことを意味します。
④. 橙 ( だいだい )
一家が代々繁栄するという意味です。
⑤. 譲 葉 ( ゆずりは )
新しい葉がでてから古い葉が落ちるので、「 親は子が成長して後を譲る 」、
すなわち子孫が続くことを意味します。
⑥. 串 柿 ( くしがき )
柿は長寿の木です。 串の両側に2個づつ、中に6個刺して、「外はニコニコ、
中むつまじい」の意味です。
⑦. 裏 白 ( うらじろ )
「 裏まで白い 」潔白の象徴であり、また、白髪になるまでの長寿を願います。
⑧. 南 天 ( なんてん )
難を転じる、の意味です。
⑨. 柚 子 ( ゆず )
種がそろって成長するので、作物がいっせいに実って欲しいと、豊作を祈ります。
⑩. 熨 斗 鮑 ( のしあわび )
アワビ肉を薄く切って伸ばしたものです。 めでたさが永遠に続くことを願います。
⑪. 昆 布 ( こんぶ )
「 よろこぶ 」の意味と、「 子生 ( こぶ ) = 子供が生まれる 」で、子々孫々
に渡る一家の発展を祈願します。
* 株式会社 飾 一 パンフレット、ホームページ より。
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