太陽光発電と風力発電

太陽光発電の普及率は西日本で高く、風力発電の普及率は東日本で高い。
クリーンエネルギーの普及状況にはこんな傾向があるそうだ。
太陽光は九州、風力は北海道・東北が全体の普及率をけん引する先進地域になっている。
1. 住宅用太陽光発電システムの普及状況
資源エネルギー庁の資料によると、住宅用太陽光発電システムの都道府県別の普及率
( 導入件数を一戸建て件数で割った比率 )で
・ 首位 : 佐賀県 ( 3.25% )
・ 二位 : 熊本県 ( 3.08% )
・ 三位 : 宮崎県 ( 3.06% )
逆に最も普及率が低かったのは
・ 青森県 ( 0.25% )
・ 秋田県 ( 0.26% )
・ 北海道 ( 0.33% )
九州や中・四国で高く、東北・北海道で低い「 西高東低 」が鮮明になった。
背景には日照時間の長短が関係しているようだ。
2. 住宅用太陽光発電システム設置費用
新エネルギー財団によると、住宅用太陽光発電システムは43万件( 約155万
キロワット )に普及。
一世帯当たり3.5キロワット程度の能力のシステムを導入するのが一般的とされ
設置費用は1キロワットあたり70万円程度にのぼる。
政府は2009年度から1キロワットあたり7万円の補助を始めるなど普及推進に
力を入れる方針。
3. 風力発電の普及状況
風力発電の普及では北海道・東北の健闘が目立つ。
都道府県別の風力発電導入状況で最も多いのが
・ 首位 : 北海道 ( 26万キロワット、 268基 )
・ 二位 : 青森県 ( 24万キロワット、 169基 )
・ 三位 : 秋田県 ( 12万キロワット、 102基 )
4. 風力発電施設の地方別導入傾向
全国には1400基、170万キロワットの風力発電施設が導入されているが、
「 現状では北緯40度以北に多い。
特に北海道・東北地方に国内の全風力発電( 設備容量ベース )の約半分
が設置されている 」 ( 資源エネルギー庁 )という。
5. 太陽光発電、風力発電普及の焦点
低炭素社会の実現に向けてクリーンエネルギーへの期待は高まるばかり。
太陽光発電は東日本、風力発電は西日本でのてこ入れが焦点になりそうだ。
* 日本経済新聞 2008年12月27日 号より。
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