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そば : ざる、もり、せいろ の別

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江戸時代元禄のころ「 ぶっかけそば 」というのが流行っていました。

汁がかかっているかけそばのようなものです。 これは人足などの客が立ちながら食べら

れるように工夫したものです。

そのためそれと区別する必要があり、汁につけて食べるそばを「 もり 」と呼ぶようになった。

そばを高く盛ることから「 もりそば 」と言われたそうです。

盛り付ける器が「 せいろ 」のそばは「 せいろそば 」と呼ばれました。

一方「 ざるそば 」は、江戸中期に現在の東京深川洲崎にあった「 伊勢屋 」という蕎麦屋で

そばを竹ざるに盛ってだしたのが始まりのようです。

明治になって、「 ざるせいろ 」というせいろにそばを盛って、汁も濃厚にし、あるところでは

「 もみ海苔 」をかけ、これを「 ざるそば 」と称して売る店が出てきて、普及しその形態が

長く続いたものと思われます。

現在では、「 もり 」と「 ざる 」の違いはさいぜい海苔をのせるかどうかで区別している

程度ではないでしょうか。

つまり、海苔がかかったのが「 ざる 」、海苔がかかっていないのが「 もり 」と言われて

います。

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2010年5月

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