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コミュニケーション : (15).逃げ道を残す

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議論もコミュニケーションの1つです。

私たちの生活では、会社においても、プライベートにも、議論する場面は多い。

私は、社会に出てから偉大な先人2人に議論する時に心すべきことを教えていただきました。

1. 逃げ道を残す

   私が学校を出て最初に就職した会社で、女性の先輩に次のように教えられた

   「 他人と議論する時、必ず1つだけ逃げ道を残してあげなさい。 」と。

   逃げ道をなくして相手を攻めると、相手はメンツがなくなって、議論では負けても

   負けを認めようとしないで、別の方法で反撃に出ます。 

   話し方、言葉使いにも注意しなければなりません。

   あなたは負けたんだ、と言わんばかりの高圧的な態度、人を見下した話し方、

   言葉使いはNGです。

   場合によると、恨みを残し人間関係がうまく行かなくなる。

   1 対 1 の場合はともかく、多人数での議論の場合は、他人の前で恥をかいた

   という感情が生じることもある。

   特に部下、後輩の前ではメンツが邪魔をする。

   つまり、人間は自分のことは棚に上げて、すなおに負けを認めようとはしないのです。

   すなおに自分の負け、欠点を認められる人物は少ないということです。

2. サラリーマン同志

   もう一人は、私が25~26才の時のお客様で、N石油のS部長さんでした。

   S部長によれば、「 お互いサラリーマン同志なんだから、徹底的に逃げ道がなくなる

   ような攻め方をしてはならない。 使われる者同士でそのような事をしてはならない。

   相手の立場に立って考えなければならない。 」 というものです。

   現代はこの話を伺い、教えられた40年前とは世の中が変化して、サラリーマンという

   言葉もあまり聞かなくなり、サラリーマンという往時の意識もなくなったように思いますが、

   時代をこえて、相手の立場に立ってものを見、考えよ、と読み替えると、今でも真理の

   ように思えますが、いかがでしょうか?

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