平成20年度 新入社員のタイプ

社会経済生産性本部の2008年3月26日発表によると、2008年度新入社員のタイプは 「 カーリング型 」 だという。 以下のコメントがついている。 名前を付ける方は面白いかもしれないが、名前をつけられる方は、いろいろ反論があるの ではないでしょうか? 社会へ船出したばかりの若者たちを、何もしないうちから決めつける のは大人(おとな)のすることなのか? ご参考までに発表の一部をご紹介します。
「 カーリング型 」
2006 年トリノオリンピックでの日本女子代表チームのあわやメダル獲得か、という活躍ですっかり
おなじみになった「氷上のチェス」カーリング。大学、高校に入学の時点では氷河期まっただなかで、
正社員として就職できるか心配しただろうが、幸運なことに、バブル期を上回る空前の売り手市場に
遭遇し、氷(河期)の上を滑走する石のごとくスムーズに就職できた。複数の内定を獲得し選択に迷
ったなどという話は、氷河期時代に入社した先輩が聞いたら地団駄をふんでくやしがるだろう。就職
活動が売り手市場であったか、買い手市場だったかで社員の意識が大きく異なることは新入社員 意識調査の結果からもよく知られており、氷河期入社組の先輩との意識のギャップが懸念される。 数が多く、今後も同期会はもりあがるだろうが、「氷」には要注意だ。「氷」があったからこそ、の大量 採用だったことを忘れてはいけない。新入社員は磨けば光るとばかりに、育成の方向を定め、そっと 背中を押し、ブラシでこすりつつ、周囲は働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシで こするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。また、売り手市場入社組だけに会
社への帰属意識は低めで、磨きすぎると目標地点を超えてしまったり、はみだしてしまったりという
こともあるだろう。就職は楽勝だったかもしれないが、昨秋以降、サブプライムローンの問題等で経
済の先行きは一気に不透明になった。これからも波瀾万丈の試合展開が予想され、安心はしていら れない。自分の将来は自分の努力で切り開いていくという、本人の意志(石)が大事になろう。
入社年度別新入社員タイプ一覧 社会経済生産性本部 2008.03.26.pdf
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