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格闘技ファン

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私は子供のころ岡山県玉野市という瀬戸内の田舎町で育った。
小学生のころ近所の渡木の政子ちゃんの家へよくテレビを見せてもらいに行った。
悪がき5~6人でお邪魔する。目的はプロレスのテレビ番組を見るため。
力道山全盛のころだ。そのころ、三井造船の清輝寮でボクシングの試合があるという
ので見に行った。これがボクシングを目の前で見た初めて。2回目は社会人になって
まだ独身の頃だ。東京の後楽園で藤猛(ふじ たけし)の試合を見た。藤猛の相手が
簡単に倒れたのでびっくりした。
ボクシングを目の前で見たのはこの2回だけ。あとはテレビばかり。
ボクサーで名前を覚えているのは、ファイティング原田、青木勝利、大場政男、沼田義明、
海老原博幸などである。日本人ボクサーでノックアウト・パンチがあったのは、やはり
何と言っても海老原博幸だ。彼のパンチは「カミソリパンチ」で有名だった。1発で相手を
倒す醍醐味のあるボクサーだった。いまだに彼ほどのパンチを持ったボクサーを見たこと
がない。
外国の世界チャンピオンでは、ブラジルのエデル・ジョフレ。彼は「ロープ際の魔術師」と
言われ、ロープを背にしてカウンターで1発で相手をマットに沈めるハードパンチャー。
彼のボクシングは芸術品だった。
ボクシングの後は、キック・ボクシング。その次は現在K1(ケーワン)などを見ている。
格闘技は、世の中が豊かになると、弱くなる。
悲しむべきか?喜ぶべきか?

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