有馬シマノスケの最期 (7)

僕は住まい(ケージ)から出してもらうと、はじめテリトリーを見て回ります。
巡回が終わるとこたつの中で遊んだり昼寝したりします。
それに飽きるとババのところへ行きます。ババが腕を差し出してくれるので、腕を
登り、ババの肩でしばらく休憩していました。ここは僕が安心していられるところでした。
時々ババの肩で居眠りしたりしました。
でも居間にいても恐怖がよぎることもありました。テレビの音にはなれていましたが、
窓際にいる時カラスが飛んでゆく影が見えたりすると、僕はフリーズしました。
それは誰からも教わったわけではありませんが、僕たちは野生の世界では大きな鳥
にねらわれる存在だったから、本能的に反応したのだと思います。
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