大阪勤務の時代 : 朝まで飲んだことも

私のすぐ上の上司は、Mさんという柔道二段の酒豪だった。
時々3~4人で飲みに行った。
皆まだ二十歳代の若者ばかりで少々飲んでも酔わない。
そこで、まず安い飲み屋へ行き、少しほろ酔い加減になってから、北の新地へゆく。
まだ大阪万博の前で、梅田の阪神ビルの裏がスラムのような一角があって、その中に
立ち飲みの飲み屋があった。ここは安いのがとりえ。
立って飲むと、座って飲むより酔いが早いように感じた。
今となっては何を飲んだか、何を食べたか、さだかな記憶はない。
二軒目は北の新地のクラブ。ここのママさんが元某社のキーパンチャーのスーパー
バイザー(コンピューターに読ませる紙のカードに機械で穴をあける女性たちの主任
か係長)でMさんが前記某社へ出入りしていたので、話が合うし、IBMということで
好待遇してくれた。
大体二軒で終わるが、ある時はどこでどう飲んだのか朝空が白んでくるまで飲んで、
石橋までタクシーで帰り、顔を洗って、着替え9前には出勤した。
その日はたびたび水飲み場へ通った。2日酔いで水ばかり飲んでいた。
多分周りの人は酒臭かったろうと思う。
その晩は軽く石橋のスナックで飲んでアパートへ帰って寝る。
翌日は気分もスッキリ、バリバリ仕事をこなした。
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