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会社生活(87). 杉田哲之さんのこと

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私がソフトウェア会社を担当した時に先輩に杉田哲之さんとい先輩がいた。
性格はスッキリした人なんだが、仕事もしないのに時々仕事に嘴を入れてくる。
それで私はご意見を返上した。それ以来嘴を入れることはなくなった。
この人と仕事をしていると時々予告もなく姿を消す。私は理由を知らないもの
だからクレームをつけると、本人は言い訳もしないで、申し訳ありません、という。
後でわかったことだが、週に何回も姿を消して、人工透析に行っていたそうだ。
ある時宮崎の有名ホテルでソフトウェア会社のシンポジウムを開催した時、
前日になってホテルの会長(宮崎の名士)に特別講演を依頼していることが
発覚して大騒ぎになったことがことがある。
杉田さんが会長に依頼して、どうやら忘れていたらしい、と聞いた。
杉田さんが定年退職する時に当時私の上司橋本公允氏が私に送別会の幹事
をやれという。私はいいかげんな上司の依頼(仕事ではないから)を拒否した。
どういうわけかまた依頼してきたので、面倒臭くなって幹事をやり虎ノ門の
パストラルというところで送別会を開催し、無事終了し、橋本氏からタクシーの
チケットを出させて藤が丘の杉本氏の自宅まで送った。
私がIBMを退職して数年したころ、杉田氏が亡くなったという連絡が入り、葬式
に出かけた。葬儀場でお参りして帰ろうとしていたら、モック・オフィス・コンサル
タント株式会社の金子社長から火葬場まで同行、お骨を拾ってやってほしい、
との要望があって、金子社長と二人で杉田さんのお骨を拾うことになった。
杉田さんとは不思議な縁であった。
杉田さんのご冥福をお祈りいたします。

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