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会社生活(65). 分散システム

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IBMには3790という分散システムの原型があった。
本格的な分散システムとして8100が発表され、私は汎用機の担当を外され
8100のセールスマンになった。
分散システムという名前はカッコいいが、とても複雑なシステムだ。
処理を分散していると、エンド・ユーザーが勝手にプログラムを動かすようになる。
システム部門ではだんだんシステムを把握できなくなる。
データを分散すると、どのようにして同期をとるのかが難しい。
処理を分散してもホスト・コンピューターと分散システムの間には通信回線が存在
して転送速度に制約があるし、トラブルにも対応しなければならない。
処理とデータを分散するとセキュリティも難しくなる。
最近はセキュリティの問題でシン・クライアントにしようとの動きがあるが、システム
的に見ても単純明快な集中処理のシステムをお勧めしたい。

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