大学時代(24).就職の誘い

アルバイトの応援演説をした県会議員候補:井上澄夫先生が、岡山の両備バスの松田
基(もとい)社長を紹介するから一度会って来い、と世話をしてくれた。
松田社長は慶応義塾の大先輩だった。
岡山市内の両備バス本社に松田社長を訪ねてご挨拶、話を聞いた。たしか給料が1万
2000~3000円ではなかったかと記憶している。えらい安いので、その場で断るわけ
にもいかず、考えさせて欲しい、と言って辞した。
おじゃました翌日だか翌々日に松田社長から自宅に電話があって、母に是非両備バス
へ来るようにとお誘いがあった。母には給料がえらい安いから、自立できないので行き
たくないと告げたら、そうだな、ということになった。
それから間もなく、お断りのため松田社長を訪ねた。そしてら、松田社長いわく、「自分
がポケットマネーを出しても良いから来いという。
申し訳ないが、安い給料で、田舎のバス会社に勤める気はしないので丁重にお断りし
た。若いから東京でもっと華々しく仕事がしたかった。
今や両備バスは岡山の大財閥だが、私は自分の人生行路に全然後悔はしていない。
いや満足している。やりたいことをやってきたので。
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