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大学時代(16).選挙の応援演説

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岡山の有楽流の森下先生は中国で始めて女性として自動車のセールスウーマンした
という傑物で、お弟子さんも沢山いた。そのお弟子さんの中に、呉服屋をしている奥さん
がいて、ご主人が県会議員にでるというので、手伝いのアルバイトの紹介を頼まれた。
その話が私に回ってきた。選挙の応援演説をするアルバイトだった。勿論暇な私は引き
受けた。お陰でたしか10日間だったと思うが、朝から晩まで玉野市を隅から隅まで回っ
た。選挙事務所へ帰ってくると毎晩酒盛りで約束の報酬以外にも奥さんが小遣いをくれ
てきつかったが楽しい思いもさせてもらった。
そういえば思い出したが、手伝いに来ていた女性で警察官の娘さんで、私と同年輩の
人がいた。その人はこれが美人で、日本舞踊の名取で稽古場を持っていて、お弟子さ
んをとっていた。選挙運動の最中に同じ手伝いの佐藤君という男子の大学生とその美
人と3人でその人の稽古場で酒盛りして酔っ払い美人の名取に開放してもらったことが
ある。そのお師匠さん、けっしてコーヒーは飲まなかった。なぜかと聞いたら、「 コーヒ
ーのむと肌が荒れるから。 」という。ここまで美容に気を使う女性もいるのかと関心した。

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