ビジネスマナー研修、新入社員研修のブログトップ有馬幸三の自叙伝 > 大学時代(12).同級生の落第

大学時代(12).同級生の落第

 %EF%BC%9D%E8%BA%AB%E5%BB%B6%E5%B1%B1%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%80.jpg

大学2年の時のこと、同じ下宿の友達S君が学年末になって、俺試験できなくて退学
になるかもしれない、と青い顔。
この人、体育会のボート部に入っていて、熱中するあまり1年生を2回経験している。
私が行った大学は1学年は2回しかできないので、同じ学年2回目の学年末試験に
及第しないと退学になることになっている。
フランス語の試験ができなかったので、やばい、という。
これから西片町のフランス語の先生の自宅へ頼みに行くとのこと。
私つい野次馬根性が首をもたげて、俺も一緒について行こうかというと。OK。
S君が途中で確かカルピスを買って、ビンを落として割れて、もう一度買いなおした。
先生の自宅へ伺うと応接間に通してくれ、S君と私が並んで座り、S君が試験が
できなかったが何とかして欲しいと、お願いした。先生、難しい顔をして聞いている。
先生は勿論S君の答案用紙を見ていたので、難しい顔をしていたのだろう。
そこで私が「 今年進級できないと、退学になって、大事な友人が1人いなくなるので、
何とか進級をお願いします。 」とお願いした。
すると、先生「 友人の前だけど、答案用紙見せてもかまわないか? 」という。
S君OK。見て驚いた、零点である。赤字でちゃんと書いている。
またまた、先生に大事な友人の喪失を訴える。
先生、これに感動してくれたのか、 「 来年は知らないよ! 」と言ってくれた。
先生の返事に気持ちは万歳だが、まさかそれを表情に表すわけにもゆかず、静かに
感謝の意を述べて辞去した。お陰でS君無事に2年生に進級した。
今から45年前の懐かしい思い出である。

Subscribe with livedoor Reader

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 大学時代(12).同級生の落第

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.bsmanner.net/mt/mt-tb.cgi/1196

コメントする