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子供時代(27).茶色の水

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小学生の頃に水道が来るまでは井戸水を使用した。
その井戸水は金気で茶色に濁っており、そのままでは飲めないので、濾して使用した。
コンクリートの瓶の中に砂や小石と棕櫚を交互に入れて金気の水を濾していた。
濾した水は食器を洗ったり、顔をあらったりするのに使用した。
飲み水は家から100メートルばかり離れた藤川さんの家にきれいな水が出ていたので、
バケツで水をもらいに行ってこれを飲み水にした。バケツに一杯水を入れて両手に持つ
と子供にはかなりの重さだ。
ある時家の庭を掘っていたら、1.5メートルくらいの深さのところから海の藻葉が沢山出
てきた。家のあるところは大昔は海だった証拠。こんなところにいい水が出るはずはない。

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