ブログトップ有馬幸三の自叙伝 > 子供時代(13).犬と私

子供時代(13).犬と私

%EF%BC%9D%E6%88%90%E7%94%B0%E3%80%80%E7%8B%9B%E7%8A%AC%EF%BC%92%E3%80%80.jpg

確か私が小学校1年生の時だったと思うが、父が自転車にトロバコ一杯の鰯と交換に
シルバーシェパードの子犬をもらい、懐に入れて連れ帰ってきた。
メス犬だった。名は「マル」とつけた。とても頭のいい、人懐こい犬、いや家族になった。
またたくまに大きくなり、冬など私が離れで寝ていると、引き戸を前足で開けて、私が
寝ている掛け布団の上に丸まって寝ている。翌朝気がつくと布団の上にマルの黒い
足跡が転々とついていることがしょっちゅうだった。
また家族がご飯を食べていると、テーブルの上に前足を乗せ首を出して私の箸から
魚をもらう。牛肉の筋を入れて犬用にご飯を炊いても食べなくなった。人間の味にな
れたせいかもしれない。その時は可愛いので人間のおかずを与えたが、これがあだ
になりマルは皮膚病を何度も患った。これは私の落ち度で、申し訳ないことをしたと
反省している。
マルは多産系とみえ毎年沢山子供を生んだ。最高13匹だった。
この可愛いマルは私が高校生2年の時老衰でなくなった。獣医さんに何度も来ても
らって注射してもらったが年には勝てなかった。亡くなる数日前には、マルと呼ぶと
ふらふらしながら出てきた。
私の兄弟「マル」の冥福を今も祈っている。
来世でまた「マル」と暮らしたい。

Subscribe with livedoor Reader

コメントする

2011年10月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31