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子供時代(10).子供時代と宗教

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小学生の頃、岡山には黒住教というのがあって、そこの日曜学校に行くようになった。
多分母にすすめられて行ったのだと思う。詳しいことは覚えていないが、神道系の宗教
だったように記憶している。教会へ行ったら歌を歌って神様に祈った。
また、家の近所の市役所の支所の2階で毎週キリスト教の日曜学校が始まりしばらく
通ったことがある。賛美歌を歌いお祈りをした。イエス・キリストを神様と思ったりもした。
しかしなぜか行かなくなった。店の手伝い、子守があり、勉強も忙しくなったせいかもし
れない。大学に入り歴史を勉強するようになって、キリスト教が西欧の植民地獲得の
先兵として活躍したことを知ってからは、キリスト教を信用できなくなった。
夏になると20分くらい歩いたところにある御崎様という神社(氏神様)で「輪(わ)くぐり」
があって、輪をくぐると厄除けになるといい友達と連れ立っていったものだ。
父は、四国の金比羅山や、備中高松の最上位稲荷へもお参りに連れて行ってくれた。
母はどこへも一緒に行ったことはないが、毎朝洗面が済むと裏庭に出て、お日様に手
を合わせて呪文を唱えていた。いまだに祈る母が手を合わせる姿をはっきりと思い出
すことができる。
父母が信心深かったことが私の宗教観に大きく影響していると思うが、そのことについ
ても父母に大いに感謝している。

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