大学時代(5).同宿の先輩Cさん

日吉の下宿には、熊本から来たCさんという1年先輩がいた。
この人は応援指導部に所属していたが、ジャズが趣味でよく先輩の部屋でレコードを
聞かせてもらった。まだ記憶に残っている曲では、「墓に唾をかけろ」というのがある。
なつかしくなって聞こうと思い探したが未だに見つかっていない。
このCさん、近くのアパートに住むOO美の学生のところへ夜這いに時々お出かけに
なる。この先輩田舎っぺの私にセックスの話をおもしろおかしく語って聞かせる。
この先輩なかなかリアルに夜這いのレポートをして、自慢する。
当時「バンデベルデの結婚」という本が有名で、同宿の学生が古本屋から借りてきて
いたので、見せてもらって勉強した。
このCさんなかなかの世話焼き、かつ自信家で、「ガールハントしたことないだろう」
俺がやって見せてやるといって私を渋谷の道玄坂へ連れだした。
少し離れて見学していた。何回かトライしたが、成功せず。
間が悪くなったのか、小さなクラブへ連れて行ってくれた。私若い頃は酒に強く、その
時はビールの小瓶を1ダースご馳走になった。
帰りの東横線の電車の中で「少しは遠慮するもんだ」とたしなめられた。
Cさん、今もお元気でいらっしゃるのでしょうか?
感謝、感謝。
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