大学時代(2).橋本龍伍さんに面会

大学へ入学することが近所に知れると、米屋の若林というおじさんが、橋本龍吾さん
(橋本龍太郎さんのお父さん)に紹介状を書いてくれ、会ってこいという。
副保証人になっていただいた松崎さんのおばさんに同行してもらってお屋敷を訪ねた。
確か西麻布の大きな屋敷だったと記憶している。
若林のおじさんが「この学生は東京に親戚がいないので、保証人になってやってほしい」
と書いていたらしい。体よく断られた。奥さんはなかなか美人のだった。
この若林という人は徳島中学の出身で、三木武夫さんと同じクラスで、三木さんが玉野
へ来ると「三木、三木」と呼び捨てにするものだから、それを知らない後援会長が「先生に
何てことを言うんだ。失礼だ。」と諌めたら、三木さんが「気にしないでください。中学の
クラスメートですから。」ととりなしてくれたという。
また、若林夫人は剣豪小説とマージャンで有名な五味康祐さんの妹と聞いている。
後年社会へ出てから、赤坂の料亭のエレベーターで三木武夫さんと偶然出くわしたこと
がある。
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