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母の偉大さ(3).天下一品のバラ寿司

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母の作った巻寿司とバラ寿司は抜群に旨かった。
子供のころは寿司が嫌でよく文句をいったが、大きくなるにつれて美味しさがわかるよう
になった。特にバラ寿司はすばらしかった。サワラで酢をとり、サワラ、焼きアナゴに柴エビ、
錦糸卵と豪勢なもので、瀬戸内の宝でできていた。
親と言うのはありがたいもので、私が大学生のときなど、夏休み、冬休みで帰省すると、
ちゃんと私の好きなビングシ(魚)を煮て待ってくれている。
夏には、トマトを氷の冷蔵庫で冷やしてくれている。
冷えたビールも、今のビールと違って苦味の利いたなんともいえないものだった。
いまの私にはお返しする母がとっくになくなっているので、娘2人にお返しするしかない。
娘には恩返しが押し売りになっているかもしれない。家内に甘いと言われている。

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