母の偉大さ(1).出身

母(尾崎トミコ)は大正11年8月20日香川県仲多度郡滝川村で生まれた。
下に吉治という弟が1人いたが、4歳の時に岡山の西川に肉屋の子に突き落とされて
水死、一人娘になってしまった。
母の父(私の祖父)は、病で岡山大学の医学部の病院に入院したが、快方せず若くし
てなくなった。そのため祖母・小川ハマノは、離縁となり四国・丸亀の実家に戻された。
そのため母・トミコは母の祖父・尾崎吉松と祖母・尾崎トメに育てられた。
孫のトミコは家の一人娘だから置いてゆけということになった。祖母はしばらくして、兵
庫県の高砂というところで、お針子さんを4~5人かかえて針仕事をしていたらしいが、
娘のことが忘れられず、忍んで岡山の家の近くまでやってきては、トミコの友達に小遣
いを渡してトミコを連れて来させ会っていたそうだ。
ある時祖母・ハマノが曽祖父に無断で母を連れて高砂まで逃げた。曽祖父が必死に
捜索母を岡山へ連れ戻したと言う。曽祖父の気持ちもわかるが、祖母・ハマノが不憫
でならない。
私は、年に1回5月に車で岡山へ帰ったときに、祖母・小川ハマノの墓参りをすることに
している。
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