父の偉大さ(5).有馬家のルーツ

父が子供のころ、四国山脈の山中に分け入ったところ、山の上から大きな大蛇が
父と友をめがけてザーという音とともにすべり下りてきた。父も友も斜め上に走って
逃げ、難を逃れた。生きた心地がしなかったという。
父は足が速く、運動会で帳面や鉛筆を賞品に度々もらったそうだから、助かったの
かもしれない。
ついでに我が家のルーツについて話を聞いた。
我がご先祖様は、明治10年の西南の役に敗れて、四国の山奥へ逃げ込んだとの
こと。父は、四国山中で、有馬AAの守、有馬BBの守、有馬△△の守という石の
墓標をを沢山見たと言っていた。残念ながら、私は未だ見ていない。
父の曽祖父の代には、大きな屋敷に住み、曽祖父は馬に乗って家来を従えて出か
けたというから、父の母方は武士だったようだ。どこでどうして貧農になったのかは
定かではない。
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