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父の偉大さ(3).瀬戸内海は川?

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父はしばらく休養したが、母と一緒に魚屋を始めた。
母の家は代々漁師で、母の祖父は瀬戸内で魚の仲買をしていた。
生簀の中の鯛を手でより分けて手で触り見ただけで、何百何十匁と目方を言うと、ほとんど
違わなかったそうだ。
瀬戸内海の松島という島で商売をしていたそうだが、瀬戸内海でも下津井、玉野あたりの
海は潮の流れが急なところで、潮に逆らうといくら櫓で漕いでも進まないで押し戻される。
宇野港の前に喜平島という島があり、親戚の漁師の家の前が海で、引き潮の時にはごうごう
と音をたてて川のように潮が引くのを見たことがある。
私自身高校生の時に下津井の海水浴場でボートを漕いでいて、すごいスピードで流されて
怖い目にあったことがある。
しかし、潮に乗ると櫓を漕がなくても潮が勝手に船を運んでくれる。ただし、方向は別だ。

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2010年5月

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